ドライバーならいつものコインパーキングに比べてリーズナブルに、かつ予約によって当日の駐車場がきっちりと確保でき、オーナーであれば遊休地や使っていない駐車スペースが収益化できると、一見いいことずくめのようにも思えるakippa。
とはいえ、個人間シェアサービスということでコインパーキングでは考えられなかった事故やトラブルを心配して利用に二の足を踏んでいる方も多いかと思います。
今回はakippaで起こったオーナー/ドライバー間のトラブルをご紹介してみたいと思います。あらかじめ起こりうる問題を対策することで、双方ともにakippaを便利に活用してみましょう。
akippaで起こりがち?なトラブル例、懸念をご紹介
道に迷う&狭い裏路地!
台湾旅行前。akippaで駐車場とったら通路が狭すぎて苦戦。定刻なら間に合わなかったけど、機材トラブルで出航便が遅れてて奇跡的に乗れそう。運がいい。
— mura.yoshy (@mura_yoshy) 2018年9月21日
大通りに面した場所であったり、少し入った路地でも看板やライトによって場所が認識しやすいコインパーキングに比べ、akippaにおける個人宅やマンションの駐車スペースだと道が入り組んで迷ったり、大型車が入りづらいといったような、思わぬ難関が立ちはだかることもあるようです。
akippa上で周辺の写真やマップを参照することはできるもの、よほど入り組んでいる路地のスペースを利用する際には、グーグルアースなどであらかじめシミュレートしておくと当日の心配も和らぐのではないでしょうか。
予約スペースに別の車が!
先日akippaでいつも利用している駐車場で、予約済みの時間帯に他の車が止まっているというトラブルがあったんだけど、速やかにスムーズに対応していただけて、これはよく考えてあるサービスだなあと思った。
— おやゆ (@fur0ns) 2018年7月26日
年度末進行に影響された訳じゃないが予約駐車場3社の個人的感想をメモる。
公私ともに駅近&以外を同程度使用する。
総数の予約しやすさは、akippa>B-Times>toppi!。
使用の安心感は、toppi!>B-Times>akippa。
akippaが予約しやすいが安心できないのは現地で不正駐車等のトラブルが実際あった為↓— + えま + (@ema921ema) 2019年3月26日
もっとも目に付いたのが『予約スペースに別の車が停まっている』といったトラブルです。
akippaでオーナーが駐車場を登録する際はゲートやロック板といった設備の設置が必要ないため、初期投資もかからず気軽にスペースを貸し出すことが可能。
逆に言えばそれら設備がないために、あまり信じられませんが見る人によっては「自由に車を停めても良いのでは?」という見方をする一般車もいたり、基本的にはリテラシーの高い利用者が多いとは言われているものの、BtoCのコインパーキングと異なって契約の意識が薄いために「少しくらい駐車時間が延びてもいいだろう」という人も中には存在しており、到着時に車が入庫できないといった事例を見かけることがあります。
買い物や食事といったちょっとしたお出かけならまだしも、飛行機を予約していたり大事な待ち合わせがあるときなどは非常に困りものです。
akippaではそういうときのために緊急ダイヤルが設置されているため、予約したスペースに車が停まっていた際には迷わず電話しましょう。オーナーに連絡を取ってくれたり、近隣の代替スペースを案内してくれます。
場内で事故が起きたらどうするの?
akippaって、場内で事故ったら誰が責任取るんだ?
— かずちむ (@gakerocks) 2016年4月30日
akippaって駐車側と駐車場側とのトラブルどうしてるの
— 真人 (@Gvmd702TTT) 2015年10月24日
まだ実際に起きたという事例は見かけませんが、予約スペースで家人の車や壁、ポールなどと接触するといった事故が起きた際はどうするのか?という未知のトラブルに不安を持つ人も多いかもしれません。
こちらの問題に関しては一般的なコインパーキングで起きる事故と同じような扱いになるのではないかと予測しています。保険の問題があるので何とも言えませんが・・・
兎にも角にも事故責任の割合を明確にしたり、保険による保障を得るためにドライバー側であればドライブレコーダーを設置したり、そもそも事故を起こさないよう場内での安全運転を心がけるとともに、他人のスペースを借りているということで、車を降りた後もドアが風に煽られたり荷物で隣の車や設備を傷付けないよう細心の注意を払いたいところです。
オーナー側も場内をきれいに片付けたり、夜間はライトアップするなどして事故を未然に防いだり、責任がうやむやにならないように可能であればカメラなども設置しておきたいですね。
まとめ
もっとも多いトラブルは予約スペースに別の車が停まっていた、というもの。コチラに関してはakippaの緊急ダイヤルに連絡することで、最悪近隣の駐車スペースを案内してもらうことができます。
まだまだ利用者が少ないためか、懸念されている場内での事故に関するトラブルは今のところ見かけない状況ではありますが、無用なトラブルを避けるためにも『スペースを借りている』という気持ちで慎重に利用することに越したことはなさそうですね。
2014年のサービスインから右肩上がりで利用者の増え続けるakippa。これから一般にも認知されることで、事故時の責任問題といった現在では見られないトラブルが今後表面化されることもあるかもしれません。
ドライバーはドライブレコーダーを装備して徹底した安全運転、オーナーであればカメラの設置や場内のライトアップなど、少々世知辛い世の中だと思うかもしれませんが、自己防衛のためにもこれらをうまく活用していきたいところですね。
アキッパ公式サイトは、下記バナーからご覧いただけます。駐車場のシェアを検討されている方はこちらからどうぞ。