「Uber Eatsで配達パートナーを始めたいけど、お金を払ったり何か買わされるの?」
配達パートナーへの参加を検討する上で、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。アルバイトや副業目的ではじめるのに、出費がかさんでは本末転倒。
今回はUber Eatsで配達パートナーを始める際の必要な費用について見てみたいと思います。
Contents
Uber Eats配達パートナー登録時の費用
Uber Eatsの配達パートナーの参加に際して、現在のところは月額会員や入会費などは必要なく、本登録会場でお金を支払う必要はありません。
実質無料で開始できるわけですね。
Uber Eatsバッグ(8,000円)
「実質ということはどこかで一時的にお金を払う必要が・・・?」と思う方もいるかもしれません。その理由に、Uber Eatsバッグを借りるために一時金を預けておく必要があるのです。
レストランの料理を入れる緑/黒色の大きなバッグはUber Eatsバッグと呼ばれています。配達の際には必ず使わなければいけないものであり、Uber Eatsパートナーセンターでの本登録時に支給されます。
このバッグはタダでもらえるものではありません。かといって会場で購入するわけではなく、配達報酬を受け取る1週間ごとに2,000円×4回が報酬から天引きされることでバッグの持ち逃げを防止するというシステムであり、配達パートナー引退時、つまりUber Eatsバッグを返却する際には、天引きされた8,000円は引退したパートナーにキチンと返却される仕組みとなっています。
費用というよりは、一時金という感覚ですね。
稼ぎに対する手数料→最大およそ35%(※地域によって異なります)
費用というと少し違いますが、自分が稼いた収入に対してシステム手数料が引かれます。手出しする必要はありませんが、実質的な費用と言っても良いかもしれません。
配達基本報酬の35%と高額なイメージもありますが、それでもオススメできる理由を下記記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。
https://fukugyo-techo.jp/Uber Eats-fee/
できるだけ準備したいアイテムの費用
実質0円で開始できるUber Eatsなのですが、どうしても必要なものがいくつかあるため、これらを費用として捉えるのがよいかもしれません。
【3,000円程度】スマホ用のモバイルバッテリー
Uber Eatsにおいてスマホの存在は配達オーダーを受けたりナビゲーションを動作させるといった配達アプリを動作させるために必要な存在であり、当然ながらそのバッテリー残量が配達パートナーの活動時間に影響を及ぼします。
オーダー待機の状態でバッテリー切れを起こすとオーダーを取りこぼすくらいで済みますが、オーダー受注後、ピックに向かう途中や配達中にスマホの電池が切れてしまう状況だけは避けたいため、とくにバッテリーが弱っていたり電力消耗の激しい古いスマホを使っている人だとモバイルバッテリーは必需品と呼んでも差し支えないかもしれません。
アマゾンなどで検索すれば評価が高くて大幅ディスカウントされたモバイルバッテリーなどをたくさん見つけることができます。「日常でも便利になるかな・・・」くらいに考えてぜひ用意しておきたいところです。
- 例:Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 *2018年11月時点 (ブラック)/2,799円(※配送料無料)
【年間4,000~30,000円】自転車、バイクの任意保険
実際の配達では公道を運行する時間が多くなるため、万が一の事故に備えて自転車や原付バイクの任意保険に加入すべきでしょう。
バイク(原付)に関しては自動車保険にすでに加入されているのであれば、加入している自動車保険のファミリーバイク特約を適用すると安く済みますし、原付に関しての個別任意保険料も中型二輪ほど高いものではありません。
自転車であれば・・・
お近くのサイクルショップやインターネットでの申請のほかに、セブンイレブンの店舗でも24時間加入手続きが可能です。
- 例:セブンイレブンで入る自転車保険(三井住友海上、3億円まで補償)|年間3,990円
バイク(原付)であれば・・・
バイク(125ccまで)の保険であれば任意保険のほかに、ファミリーバイク特約を適用するという選択肢も存在します。
ファミリーバイク特約は一般的に任意保険と比べて割安といわれていますが、保険等級や年齢、免許の色などは考慮されておらず、条件によっては任意保険よりも割高となります。
自分も含めて家族が誰も車に乗っていなかったり、限定的に乗車するのであればファミリーバイク特約、ずっとバイクに乗る予定であったり、価格条件が優遇されている年齢や免許種類であれば任意保険と、条件に応じてチョイスしたいところです。
- 任意保険(18歳以上、対人対物無制限、青色免許)|年間30,000前後
- ファミリーバイク特約(18歳以上、対人対物無制限)|年間~20,000円
車両のランニングコスト
自転車の場合であれば・・・
手持ちの自転車ランニングコストは1年程度であればほとんど考える必要はありませんが、レンタルサイクルやシェアサイクル、有料駐輪場を利用するのであれば別途費用が掛かります。
- 例:市営駐輪場|月額1,200円
- 例:ドコモレンタサイクル|月額2,000円+30分ごとに100円(※最初の30分は無料)
- 例:メルチャリ|1分4円
なおレンタル/シェアサイクルについては多くが任意保険に加入済みのため、自転車保険の費用を考慮する必要はありません。
バイク(原付)の場合であれば・・・
自前のバイクであればガソリン代やオイル代、タイヤ代といったメンテナンス費用が発生するほか、レンタルバイクを利用する場合は別途レンタル費用も必要となります。
配達頻度にもよりますが、年間のスパンで見ると↓これくらいはかかるかもしれません。
- オイル交換:5,000km走行ごとに1,000円(※工賃別)×2回ほど
- (※2サイクル車であれば)混合用オイル:2,000kmごとに600円×4本程度
- ガソリン代:50km走行ごとに150円程度(※10,000km換算で30,000円程度)
- タイヤ代:10,000km走行ごとに8,000円程度
- 帝都レンタルバイク:月額16,000円~(※Uber Eats利用で2,000割引も)
こう見るとけっこうお金がかかりますね・・・
なおレンタルバイクについては多くが任意保険に加入済みのため、保険費用を考慮する必要はありません。
まとめ:最低限の準備であれば無料で開始できる!
自転車とスマホさえ準備すれば初期費用も無料で済むため、気軽に始められるのがUber Eatsの魅力のひとつとはいえ、安全や快適やもしもの時への対策などを考えると、とくにバイク(原付)などでは費用が嵩むこともあるようです。
日々のランニングコストも考慮しながら、しっかりと稼いでいきたいところですね。
その他、Uber Eats配達パートナー/副業をはじめるのに必要な知識など、初心者向けの情報を網羅した下記記事もご参考ください。
また、
Uber Eats配達パートナーをはじめてみよう!と思った方は、下記の公式募集ページへ進んでみましょう。
[ccaf_Uber Eats]