クラウドソーシング

【儲かる?】クラウドワークスはどれくらい儲かるのか。儲け方含め調査、解説します。

自宅のパソコンやスマホで手軽にネット副業を始めれる、という
斬新で便利なクラウドソーシングサービスなのですが
一方で立ち並ぶ案件の報酬が安くてうまく稼げない、という声も。

今回は儲かっている人の事例を見ながら、
クラウドワークスでうまく稼ぐための立ち回りなどを見出してみようと思います。

ネット副業の雄クラウドワークス

ランサーズと並ぶ
クラウドソーシングの雄であるクラウドワークス

簡単に参加できるアンケート案件から
プログラミングやデザイン、専門分野のコンサルティングまで
ジャンルを問わない依頼が案件として立ち並んでおり

お小遣い稼ぎ目的のライトユーザーから兼業のプロフェッショナルまで
様々なスキルを持ったワーカーがスタンバイしています。

その気になれば20分程度で会員登録→作業完了も可能であり
会社(通勤&拘束)や就労規則、時間に縛られない新しい働き方としても注目されはじめましたね。

実際にどれくらい儲けているの?

月額1万円が高額?という金銭的価値感にもよりますが
ネット副業においても、やはりお金を稼ぐというのは大変なもよう。

クラウドソーシングが槍玉に挙げられている中でよく目にする有名な引用です↓

クラウドソーシングサービス大手のクラウドワークス社が2月に公開した「2016年9月期 第1四半期決算説明資料」によると、2015年12月末時点のユーザー数は79.5万人。昨年同月末(26.9万人)から1年で約3倍にも増加した。

稼げているのは30~40代の専門職ユーザーが中心

クラウドワークス社 決算発表資料

クラウドワークス社 決算発表資料

しかし、昨年10月から12月末までの期間に、平均月収20万円以上を達成したユーザーは111人だけ。割合でいうと全ユーザーの約0.014%と、本当にごく僅かだ。

引用:キャリコネニュース

『月収20万円を超えるワーカーはわずかに100人程度』
とよく見かけるとおり、
実際の稼ぎはそのあたり(~20万円)が上限の目安となりそうです

 

とはいえ少し下がった金額であれば
Webデザインやプログラム、ライティングで
副業的に月に10万円~15万円ほど稼いでいる方もある程度はいらっしゃるかと思うところ。

私も文字単価2.5円でライティング依頼を行っていた過去があり
そのときの数名のライターさんは
月に4000文字の記事を10本~15本ほど上げてそれくらいの金額を稼がれていました。

(※専属契約であったり、ある程度高額な案件になると直接取引になることが多いので↑のデータに上がってこない取引というのも割と多そうです。本来引かれていた手数料もまるまるワーカーさんの手元に以下略)

 

例えばライティングの分野であれば
新たに受注者を採用してフォーマット(例えば段落指定や文法)を説明するのは依頼者としても手間に感じるためか
一度プロジェクトに採用されてキッチリ納品さえすれば
継続依頼&文字単価アップで2円~2.5円に変化するというのも決して珍しいことではありません。

 

効率よく稼ぐにはアンケート→ライティングといった専門性の高いジャンルへ一歩踏み込んでみたり
プロジェクト採用されるための自己PRや
コミュニケーション能力というものも大切になってくるのかな、と思うところです。

儲けている人の事例をご紹介

ここではクラウドソーシングでの稼ぎを掲載されているブログと
その具体的な内容というか、作業方針をご紹介してみます。

ここでの掲載例は2件ですが、
他のブログと共通している部分があることに気付くかもしれません。

それは
報酬単価を上げる&作業の効率化を図る
という点に尽きるのではないでしょうか。

 

3年目となる2016年の分はまた来年?まとめて載せようと思うので詳しくは書きませんが、割とコンスタントに月額8万円前後は稼げています。自分の感覚としても、2年目の後半あたりからは「なんか結構イイ感じかも」という手応えがあり、クラウドワークスで受注するという上で良い循環に乗れてきたような気がします。

その理由というかきっかけを自分なりに考えていて、たどり着いたのが次の4つ。

  • 本業(SE)を辞めて、名目上専業主婦になった
  • 文字単価1円以上を徹底するようになった
  • 頭で考えなくても文章が書けるようになった(ルーチン化)
  • プロクラウドワーカーに認定されて一気に高額案件が増えた(これは2016年~)

引用:フリーランスはじめました

本業のSEを退職されて
専業主婦の傍らに一日4時間程度のライティングで稼がれています。

プロクラウドワーカーという称号で単価交渉の余地が大きいのもありますが
文字単価を1円以上に徹底したり、ライティングを高速化したり
時間効率を良くする、という考えが大事になってきそうです。

 

僕が副業で10万円稼ぐために大切にしたマインドと、具体的な行動を紹介してきました。

まとめると、クラウドソーシングで月10万円稼ぐためには

①文字単価は1円以上
②提案は強気で、提供できる価値を明確に
③案件は得意ジャンルに絞る

の3つのマインドが大切です。

引用:ゴウライティング

この方は平日4~5時間、土日に8時間程度の作業時間で
月に10万円ほどを稼がれているようです。

やはり上と同じようにプロジェクトの案件が前提にあり
文字単価やライティングのジャンルを絞って効率化(リサーチ時間が減るためだそう)、
クライアントとの交渉力も効率化のために大事なポイントだと紹介されていますね。

逆に儲かっていない人の事例とは・・・?

逆に稼げない、稼ぎにくいと考えている人は
気軽にできるということで交渉の必要が無いタスク制の案件であったり
アンケート案件ばかりをこなしている方に多いようです。

こんな案件で5000円稼ぎました!

以下、私がやった案件のだいたいの単価

  • アプリDLレビュー:108円〜324円
  • アンケート:30円〜75円

上の2項目の作業時間ははかかっても10分程です。

ただ、特にアプリDL系は案件も少ないのでおまけ程度に考えてます。

アンケートは1-2円程度のが凄く多いですが、そういったものはやっていません。

引用:誰にも内緒の借金返済計画

電車やバスの待ち時間や仕事や遊びの空いた時間
帰宅後のちょっとした時間といった
一日1時間程度のアンケート回答だと月に5000円~10000円程度の稼ぎに納まるようです。

お金の価値は人それぞれ
月に10000円稼げればそれだけでいい、という人であれば
こういったスキマ時間にこなすスタイルも悪くないのかもしれません。

 

先ほども紹介した通り、1日1万円程度なら、気軽に空き時間で達成することができます。しかし、毎日2時間以上アンケート回答に時間を使うことは、おすすめしません。

なぜなら、毎日2時間も作業する時間が確保できるのなら、ライターのお仕事に挑戦し、報酬の単価を上げた方がはるかに効率よく稼げるからです。

引用:がんばる主婦のじぶん時間

もちろん、本業や家事が忙しい方にとって
月に何本もブログ記事の入稿をするのは時間的にも厳しかったりと
副業に対する意識は人それぞれなのですが、

プロジェクトはある程度の責任が伴うぶん、単価アップも夢ではないので
がっつりと稼ぎたい方はライティングやその他の実績を積んだり自己PRを充実させて
プロジェクト案件の門扉を叩いていきたいところですね。

まとめ:プロジェクト案件への参加が稼ぐためのコツ

他のブログ記事でもよく見かける稼ぎのコツとしては
やはりライティングやプログラム、Web系のプロジェクトに継続参加して単価を上げてもらう
というのが早道に思えてくるところです。

アンケートで副業デビューして「アレ?おかしいな・・・」と思った方は
まずライティングのスキルを身に付けてみるのも良いのではないでしょうか。

 

ただし、ただなんとなく自分の出来そうな案件を闇雲にこなすのはNGです。

例えば、タスク案件の中で誰でも出来るようなアンケート等の案件があります。

しかし、これはこなした所で結局1円にしかならないものがほとんどです。

簡単だからといって1円の案件をこなした所でまともな収益を手に入れることは出来ません。

また、案件をこなしていく際に、自分の作業に見合った報酬を得られる「稼げる案件」と、作業の割に得られる報酬が少ない「稼げない案件」を見抜けるようになりましょう。

引用:価値HACK!!

タスク制のアンケートが気楽であったり
手が付けやすい案件ばかりなのは勿論なのですが
肝心の報酬が見合っていないものが大半であり

こういったものばかりで稼ごうと思っていると
知らずのうちに時間を無駄にしてしまっている(=稼げない)ことに気付かないこともあるので
注意が必要です。

また、クラウドワークスは一定単価以下のものを非表示にするというソート機能すら実装していないため
膨大なアンケート案件から割の良い案件を探し出す時間や労力も見過ごすことができないポイントです。

効率よく稼ぐためには
アンケートのようなタスク制の案件に慣れたらプロジェクト制のライティングなどにチャレンジする、
安い案件は徹底スルーする、といった
受注する案件をステップアップしていく必要があるのかな、と思うところです。