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akippaのオーナーって儲かるの?売り上げ例をいくつかピックアップしてご紹介します

専用アプリによってマッチングやスケジュールを管理し、その気になれば顔を合わせることなく空きスペースが勝手に収益を生み出してくれるという駐車場マッチングサービスakippa。

今回はakippaで駐車場をシェアされている方(オーナー、ポスト)がきちんと収益を生み出しているのか、またどれくらいの売上を得ているのか、ツイッターやブログなどで公表されている数値とともにご紹介しようと思います。

公式で大まかな売上金額を算出可能!

自分の住んでいる場所だとどれくらい需要(売上)があるのか分からない!

そんな方はakippa公式のオーナー募集ウェブサイト上で、akippaでシェアした際の売上目安をチェックすることができます。

  • 東京23区だと月収20,000円程度
  • 大阪市内だと15,000円程度
  • 福岡市内で10,000円程度

少し抜き出してみると上記のような感じなのですが、住宅地や球場、コンサートホールなど付近の状況によっても大きく収益が異なるため、あくまで参考程度といったところでしょう。

福岡市内でも例えば博多・天神付近、唐人町周辺のようなヤフオクドーム付近(※徒歩20分程度)のスペースであれば、シーズン中だと月収を10,000円を超えることも決して珍しくはないのかなと予測できます。

オーナーさん公表の収支もご紹介

公式の目安だけではあまり参考にならない!といった方のために、実際に駐車スペースをシェアしたオーナーさんの収益をご紹介してみようと思います。

思っていたよりも収益を公開されているオーナーさんを見かける機会は少なかったのですが、ブログやツイッターで見つけた以下の投稿を参考にされてみてください。

ケース1:愛知県名古屋市内のマンション管理人さん

こちらは名古屋市内で管理されているマンションでの、空き駐車場一台分の売上記録です。

現在は入居契約されたためかスペースの公開が終了していますが、当時の料金設定は1時間400円、1日1~2時間程度をシェアして4,000円の売上が発生していたようです。

1件あたりの契約時間が短いこともあってか、公式による愛知県名古屋市の目安となる月収10,000円を下回っていますが、出勤中に空いた駐車スペースを1~2時間勝手に使ってもらう、といったシチュエーションに置き換えれば、悪くはないのかもしれません。

ケース2:とある地方の月極駐車場管理人さん

こちらはとある地方の月極駐車場の一角を、akippaのシェアスペースとして転換された方の記録です。

一日300円と破格の価格で公開されているにもかかわらず、ランドマークへのアクセスがあまり良くないのか、あるいは地方でのakippaの認知が進んでいないのかシェアが伸び悩んでいるようです。

浜田:まず、うちは月極駐車場なので、「月極駐車場」だと思って見られる方が多いです。その中で、1日貸しをやっているのでお知らせをしないとわかりません。ですので、まずはチラシを作って、月極で借りてくれている学生さんに「こんなことを始めたよ」と周知をしていきました。それから、コインパーキングを使いたいと話しているお友達などに作ったチラシを配ってもらいました。それから、同じチラシをラミネートして月極駐車場にも貼りました

引用:akippa.com

月極駐車場の一角にその場で予約&時間単位で借りられるスペースがあるとは思っていないドライバーも多いため(※むしろ大半ではないでしょうか?)、公式でもとくに効果的とされているakippaの案内看板やのぼりなどを掲示するとシェアが伸びるかもしれませんね。

ケース3:都内から電車で30分、埼玉県の住宅地だと・・・?

私の収益
私が貸出している駐車場の立地条件は以下のとおりです。
埼玉県内で都内へは電車で30分程度
駅から徒歩8分
周辺には私の住んでいるエリアでは少ない産婦人科があり、駐車場はいつも込んでいる(産婦人科へは徒歩1分)
貸出料金は ¥500円/日(100円/30分)

――中略

多いときで12,000円程度

少ないときで5,000円程度

そして、平均だいたい8,000円くらいです。

引用:for-money.com

こちらは都内へ一時間内にアクセスできる住宅地でのシェア記録で、平均8,000円程度と公式目安に近い数値を売り上げています。

このブロガーさんではありませんが、駐車場付きの物件を借りるも諸事情で車を手放された場合などは、akippaで家賃を少し賄ってもらう、という選択も生まれそうです。

ケース4:スタジアムから徒歩30分圏内のスペースなら!

昨年の1月中旬、正確に言うと一昨年の12月末に私はakippaに駐車スペースを提供すべく登録申し込みをしました。そして1月中旬に無事掲載が始まりました。

あれから1年。私がakippaであげた収益についての総決算をしてみようと思います。これからakippaで収益をあげたいと考える個人の方や、企業の方に何かの役に立てばと思います。

予約件数 売上額 報酬額
1月 1 1,000 500
2月 1 1,000 500
3月 2 2000 1000
4月 0 0 0
5月 8 4,800 2,400
6月 14 16,200 8,100
7月 13 15,500 7,750
8月 16 17,200 8,600
9月 14 16,400 8,200
10月 18 25,050 12,525
11月 22 38,000 19,000
12月 15 17,000 8,500
合計 124 158,950 79,475

――中略

現在では月、11,000円~15,000円くらいがあてにできると思います。これは実に大きな効果です。

引用:akippause.com

こちらブログでは住宅街の一軒家にあるスペースを貸し出された際の売上記録を確認することができます。最初は金額設定のミスや認知不測でシェアが伸び悩んでいたようですが、アドバイザーからの助言や広告戦略を取り入れたことで、その後多い月には20,000円ほどの売り上げる人気スペースとなったようです。

徒歩20~25分の場所にスタジアムとなかなかの好立地ということもあり、新規とリピーターによって予約件数がどんどんと伸びているのを確認できます。

近くに球場であったりメディアホールや大きな公園、テーマパークといった施設があるならイベント開催時期や内容にも左右されますが、ドライバーにしっかりと認知してもらうことで上記の収入くらいは見込めそうですね。

思っていたより『ドライバーに知ってもらう』ことが大事なのかなと思いました。

まとめ

実際の売上例を確認してみると、公式提示の金額は少し好立地に寄せた目安のようにも思えましたが、シェア自体は発生しており、また戦略によって大きく売り上げが伸びるという例も確認することができました。

ドライバーが認知しないことにはシェアが発生しないため、akippaそのものの認知が広まるとともに、『このスペースはアプリで即座に予約できるんだ!』という看板や告知もシェアを伸ばす上で大事な点なのかなと感じるところ。

現在では都心部のスペースばかりが注目されがちなakippaではありますが、例えば花火大会であったり参拝であったり、地方でも駐車スペースに困っているドライバーがakippaを利用する日もそう遠くないのかもしれません。

 
アキッパ公式サイトは、下記バナーからご覧いただけます。駐車場のシェアを検討されている方はこちらからどうぞ。