akippa

【ライバル】akippaの競合サービスは?その他の駐車場シェアサービスを見てみましょう

個人間で駐車スペースをシェアするという新しい発想で、2014年のサービスインから業界をリードするakippa。

そのニーズの多さに気付いてか、現在ではakippaのみならずベンチャーから大手まで様々な企業が個人間シェアサービスに注目し、界隈へと乗り込んできている状況です。

今回はakippaの類似/競合サービスをご紹介しようと思います。駐車場シェアサービスで駐車場を貸す、あるいは借りようと比較検討されている方はぜひ参考にされてみてください。

akippaの類似?競合サービスをご紹介

B-Times(タイムズ24)

業界大手の予約専用パーキングで有名なB-Timesではドライバーとともに駐車場オーナーも募集しており、個人間シェアの仲介サービスへ殴りこみをかけてきたカタチです。

提供スペース数は約4,000台(※2017年)と、akippa(※9,000台/2017年)に次ぐ駐車場シェアサービスにおいて実質2位の規模を誇ります。

こちらもakippaと同様、バイク1台分のスペースから駐車場登録が可能となっており、akippaと変わらない感覚で駐車場を貸し出すことができます。

料金単位は1日と、15分単位のakippaと比べて少し使いづらい点、オーナー側が売り上げから差し引かれる手数料は40%と、akippaと同様に少し高めなのが気になりますが、事業規模から今後は圧倒的なシェア数が見込まれそうですね。

なお、B-Timesは2019年5月よりBooking(=予約)の頭文字を取った『B』へ名称変更予定です。

toppi!(三井のリパーク)

タイムズ24と並ぶ大手駐車場管理会社、三井のリパークでもtoppi!と呼ばれる駐車場シェアの仲介サービスを展開していますが、現在は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県にお住まいの方のみ駐車場登録が可能となっており、順次拡大予定とのことです。

現在は公開スペースこそ少ない(※500台/2017年)ものの、業界2位グループの持つ潜在的なスペースは膨大なため、ドライバーとしては今後の展開にも期待できそうですね。

予約は13日(※当日含む)先まで可能。精算は1日単位とakippaに比べてドライバー側は少し使いづらい点もあるかもしれませんが、マッチング成立時にオーナーの売り上げから引かれる手数料は30%と、オーナーサイドで見ると良心的な設定となっています。

軒先パーキング

サービス開始時期は2012年とakippaよりも古く、駐車場シェアのパイオニアとして知られる軒先パーキングですが、後発のakippaと比べて登録駐車スペース数が少ない(※3500台/2017年)ため、ドライバーとしてはakippaで周囲の駐車場が見つからなかった際の補助的なサービスとして活用する方も多いようです。

マッチング成立時にオーナーの売り上げから引かれる手数料は35%と、こちらもakippaと比べて良心的。

ラクパ(楽天パーキング)※サービス終了

楽天グループが運営していた駐車場シェアサービス。手数料は35%と比較的魅力だったのですが、対応駐車場が少なすぎた(※1000台/2017年)ためか、2018年の春にわずか14ヶ月でサービス終了してしまいました。

そこにあるかが肝心な駐車場事情において、戦闘力となる駐車スペース(オーナー)の確保はサービス提供側の死活問題となりそうです。

BLUU スマートパーキング(ソフトバンク)

2018年秋から年明けまで都内でサービストライアルを開始した大手グループ、ソフトバンクの駐車場シェアサービスBLUUスマートパーキング。

一日単位のシェアのほかに、akippaと同様の時間単位でスペースの予約が可能となっています。

トメレタ

2015年よりサービス開始された駐車場シェアサービス。

サービス手数料は35%とakippaに比べ良心的ですが、1500台程度(※2017年)と上位に比べてまだまだ駐車スペースが少ないようです。

スマートパーキング

名古屋に拠点を置く会社(シード)が運営を行う駐車場シェアサービスです。

時間単位で駐車場をシェアできますが、サービス手数料は50%と少し高めの設定であり、他社サービスと比較してシェアスペース数の規模が小さい(※500台/2017年)のも気になりますね。

まとめ

予想以上に参入企業が多く、楽天が早期撤退を決断するなど熾烈な争いを繰り広げている駐車場シェアの市場。

一歩先を行くakippaと比べ売り上げに対する手数料の安さが魅力的なサービスが多いのですが、やはりサービス先行していたためか、登録スペースの多さ=ユーザーの使いやすさに直結するという点でakippaが一歩優勢のようにも思えます。

ドライバーとしては駐車スペースの全国的な充実、スペースオーナーとしてはより多くのユーザーからシェアされたい点を考えると、今後の一般層への認知によってakippaの地位が大きく揺らぐことも考えられるので、それらの競争によって駐車場シェアがさらに便利なサービスとなることを期待していきたいですね。

 

アキッパ公式サイトは、下記バナーからご覧いただけます。駐車場のシェアを検討されている方はこちらからどうぞ。