アプリのオンオフだけで気軽に配達が始められる/止められるUber Eatsの配達パートナー。副業の手段として、あるいは大学生のアルバイトのかわりとして、横浜エリア周辺でこれからUber Eatsの配達パートナーを活用しようと思った方の中には、
- どんなエリアでできるのか?
- エリアによって稼げる・稼げないの差はあるのか?
- 横浜の配達事情ってどうなってるの?
といった気になる疑問点を持った方も多いのではないでしょうか。
今回はUber Eats横浜エリアの状況について、公式情報を分かりやすくまとめ、加えて現役配達パートナーとしての実体験も交えてご紹介しようと思います。少しでもUber Eatsが気になっている方は是非最後まで読んで参考にされてみてくださいね!
Contents
横浜市内のUber Eats対象エリア・範囲
日本国内におけるUber Eatsは2016年9月に、東京都港区・渋谷区内の150のレストランからサービスを開始しました。
その約1年後の2017年11月から、横浜エリアでのサービス提供を開始しています。
神奈川では横浜のほかにも、川崎市もひとつのUber Eatsエリアとして存在しているのが特徴的ですね。県内にふたつのエリアが存在する一例として、今後は西東京や大阪の堺市、福岡の北九州についても新たにサービスが開始される可能性に期待できそうです。
横浜エリアの範囲やレストランの分布を地図で見てみよう
では、実際にどれくらいの範囲なのか、提携するレストランとともにを見てみましょう。
現在は、横浜駅・みなとみらい駅を中心とした横浜市内の一部エリアが対象範囲で以下が、Uber Eatsのサービスエリアです。(※2018年12月現在)
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画像引用:www.uber.com
港町として発展してきたことから、横浜エリアでは多国籍料理のレストランとも数多く提携しており、全国的に有名な中華街からの配達オーダーが鳴ることも珍しくありません。
一見すると配達範囲が広いようにも思えますが、提携するレストランは東の湾側に集中しており、西側の保土ヶ谷区周辺だとあまり提携店を見つけることはできません。駅周辺や中華街をはじめとした繁華街を行き来する頻度が高くなりそうです。
横浜エリアでの対象の市区町村
上記地図の中でも、具体的にどのエリアなのか見てみましょう。
- 西区
- 南区
- 中区
- 保土ヶ谷区
- 神奈川区
- 港南区
- 磯子区
- 鶴見区
2017年11月のサービス開始当初は、に横浜駅・みなとみらい駅を中心とした西区・南区・中区・保土ヶ谷区・神奈川区・港北区・磯子区の7区でしたが、2018年8月に鶴見区が追加され、現在は8区でサービス提供されています。
現在(2019年6月)は北東方面でサービス展開されており、港南区や磯子区、緑区、旭区などは対象外。とはいえ、全国的にサービスエリアの拡大アップデートが行われているため、そう遠くはない時期に追加アップデートされるのではないでしょうか。
また、エリア拡大のタイミングで横浜市の北側に隣接する川崎市でのサービス提供が開始されたため、東京・神奈川と広範囲で配達ができるようになりました。
<神奈川県内の配達可能エリア>
配達元となる対象レストラン・飲食店の分布は?
レストラン数は、サービス開始時の100店舗からは徐々に増えてはいるようですが、元祖の東京などに比べると、ややスローペースでの拡大のようです。
そんな横浜市で、どこで配達するのが効率的に稼げるか気になりますよね?
具体的なエリアごとのレストラン数などは公表されていませんが「高需要エリア(※)」と呼ばれるエリアを選択することで、効率的に稼げる可能性が高くなります。
(※)高需要エリア:登録会時の担当者曰く「注文が多いエリアですよ」とのことなので、すなわちレストラン数も多いと想定されるエリアです。
横浜駅、みなとみらい駅、桜木町駅近辺がやはり稼げるエリアのようです。
引用:ubermap.work
また非公式ではありますが、有志の方がレストランの分布マップを公開されています。
提携するレストランは北は日吉駅周辺(東急東横線)から南は根岸駅(京浜東北線)まで、繁華街や駅周辺を中心に分布しています。西区の横浜駅周辺や中区の桜木町から関内、中華街にかけては、とくに集中的に集まっているようですね。
とはいえ、実際の配達事情はどうなのか?が気になるところ。
需要が高く配達パートナーを招集するためのインセンティブである『ブースト(基本料金にかけられる倍率)』が実際に発生している場所を見てみましょう。
◇ある日のブースト1

あれ・・・
横浜市内は対象には入っていないようです。
◇ある日のブースト2

・・・この日もブーストのエリアに入っていません。
筆者にて、2018年12月に定期的に横浜エリアのブースト発生を確認しましたが
該当日はほぼありませんでした。
2018年11月までは中区・西区を中心にブーストが発生していたようですが、徐々に減少しているようです。
配達単価が低いのはブースト倍率が低いことが考えられます。実際に10月は月の通算で1.76倍だったのが、11月は1.67倍と0.09ポイントも下がっています。これまでブースト倍率はだんだんと下がっている傾向ですが、10月から11月の値はかなり大きな低下です。
引用:大崎駅4.5番線
隣の川崎市では、2018年12月でも都内よりも高い2.0倍のブーストが発生しているので、情報を仕入れながら出勤や出勤場所を決めると効率よく稼げる可能性が高まると思います。
東京エリアと見比べてどうしても見劣りする、という方が多いようで、東京へ遠征している人も多数存在するようです。
※2019年6月21日追記
料金改定のメール来ましたね。#ウーバー横浜 #ウーバーイーツ横浜 pic.twitter.com/WqxsAku5Q3
— kotatsu配送@ウーバー横浜 (@kotatsudelivery) 2019年6月19日
2019年の6月下旬よりUber Eatsにおける配達報酬の改定が行われ、従来のブースト重視の報酬体系から基本報酬を底上げする方針へと修正が行われるようです。
単純な目測としては、ブーストの発生しない時間帯に配達する人だと報酬が底上げされるかわりに、ピークタイム時で集中的に稼いでいる人だとイケイケ感が薄れるような感じでしょうか。
終日における配達オーダー状況にも変化が起こりそうな大きなアップデートのため、以後の動向などを配達パートナーのツイッターなどからチェックしておく必要がありそうですね。
登録会場・パートナーセンターの位置
横浜Uber Eatsでこれから配達パートナーをやってみよう!と思われた方はWeb上でUBERアカウントを作成した後に、最寄りのパートナーセンターにてUber Eats配達パートナーの本登録を行う必要があります。
神奈川県で登録ができる場所は、現在は横浜市の中区にある横浜パートナーセンターのみです。
横浜パートナーセンター
<横浜パートナーセンター>
- 住所:横浜市中区弁天通4-53-2 DOMONビル4階A
- 最寄駅:馬車道駅より徒歩4分、関内駅より徒歩7分
- 営業日:月・水・土(祝日含む): 12:00〜19:00
本登録に際しては事前の予約なども不要なので、思い立った時にすぐ行くことが出来ます。ウーバーイーツバッグもこの時に受け取ることができ、自転車とスマホがあればバッグの受け取り直後から配達へ参加することができます。
上記の営業日以外であれば、少し遠出して東京のパートナーセンターへ向かう方も多いようですね。横浜からだと今のところ港区に新設された大門パートナーセンターが最寄りです。
(※横浜駅から距離にして30km。電車、車のいずれも40分程度の時間で到着します)
大門パートナーセンター
<大門パートナーセンター>
- 住所:東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビル1F
- 最寄り駅:新宿線大門駅
- 営業時間:月〜日 12:00〜19:00
※2019年6月5日閉鎖された恵比寿パートナーセンターにかわるセンターとして2019年の5月21日より営業が開始されました
その他の全国パートナーセンターの所在地については、下記記事を参考にされてみてください。
https://fukugyo-techo.jp/Uber Eats-partnercenter
横浜エリアのUber Eats配達事情
横浜エリアは、曜日や時間帯によって配達オーダーの数が、他エリアと比べても大きく異なるようです。
配達パートナーをしている方に聞いた話ですが、平日の夜間などは3時間アプリをオンラインにしていても、依頼がない時もあったそう。
サービスエリアが限られているので、レストランから遠くやエリア外に配達するケースも多いようですね。
ウーバーイーツ 3
6月22日(土)より、横浜・埼玉・千葉エリアにて現金払いの配達が始まります。
これにより、日本の Uber Eats サービスエリア全域で現金払いの配達が可能となりました。
現金払いをONにしてみようか悩んでいる配達員の方は、私の経験上お釣りはこれくらいあると困りませんよ。 pic.twitter.com/wttz7OCORw— sakasakas@自転車 (@saka_sakas15) 2019年6月20日
全国的に後発ではありますが、神奈川エリア(横浜・川崎)においても2019年の6月下旬より、現金支払いへの対応可能となるアップデートが行われました。
大阪での先行実装当時はそこまで現金決済の需要はないのでは、と囁かれていましたが、現在ではエリアによって配達先の半数が現金による支払い選択だったという例も少なくないことから、オーダーの待機時間を減らして効率よく配達するためには今後、現金での配達オーダーをこなしていく必要もあるのかもしれません。
高級住宅街よりも、一般的な住宅街が集まる地域のほうが現金決済を選択するお客さんが多い傾向にあるため、お金の管理が少々面倒ではありますが、とくに開始直後はそのようなエリアで待機しておけばオーダー数の底上げに成功する可能性も高くなります。

現金決済に関しては↑コチラの記事も参考にされてみてください。
これはキツいって。 pic.twitter.com/nHPxL6bps7
— どぅくん UBER eats配達員 @横浜 (@dwmatjgp0712) 2018年12月29日
【どぅくん UBER eats配達員@横浜さんのTwitterより】
全受けしたので3km以上のロングpも多かった
最長がポートサイドへ配達中に鶴屋町付近で星川🍔のリクエスト
ものは試しにと受けたけど、トータルで6km弱あったと思う
これでも遅延👎になってない
拒否ると次が鳴りにくいときもあるからこのスタイルでしばらくいこうと思う pic.twitter.com/oKFEmQEA9s
— 大崎ユージ(仮) (@OsakyyyYuji) 2018年12月26日
【大崎ユージ(仮)さんのTwitterより】
これはこれで、1件あたりの売上額は高くなりますね!
住所がエリアに入ってなくとも、どこでも配達OK
もしかすると、自宅の近くでないと配達が出来ないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、“配達できる状態”であれば住んでいる近隣エリアでなくてもどこでも配達が可能です。
配達できる条件とは、
- Uber Eatsの配達アプリが使用できること
- Uber Eatsの配達バックがあること
- 配達車両があること
↑これだけです。とくに自宅の住所などは関係なく、
サービスエリアの範囲外にお住まいの方は、下記記事で打開策をご紹介してますので参考にされてみてくださいね。
https://fukugyo-techo.jp/Uber Eats-outside-the-area
人によっては、高需要エリアやブースト発生エリアへ電車で通勤したり、自宅ではなく職場の近くで配達する人もいるようです。
なので、横浜近隣にお住いの方はオーダー数の安定する週末は自宅近くの横浜で配達し、平日はいつでも配達需要のある都内で活動をする、という戦略も考えてみると良いかもしれません。
電車に乗って横浜市内へ遠征しようと考えている方や、あるいは市内には住んでいるけれど自転車や原付バイクを持っていない方が活用できそうなサービスがコチラ↓
レンタルサイクル
好きなところで借りられて、好きなところで返すことができる自由度がレンタル自転車の利点の一つです。
柔軟に稼ぎたい方や、様々なエリアで配達してみたい方におすすめです。
- 例:料金:¥150/30分から
例えば、横浜エリアだと以下の会社が良さそうです。
◇横浜コミュニティサイクル baybike(ベイバイク)
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画像引用:docomo-cycle.jp
- 横浜駅・桜木町駅・石川町駅など、横浜の配達エリアの主要エリアにポートがあります
- 6:00-22:00まで利用可能
- プランも、複数あるので、自分のスタイルに合わせて選べます
<会員プラン>
登録料無料で、会員登録をして使用するプラン。ただしクレジットカードが必要です。配達頻度が高く、定期的に参加をする方はコチラが割安でしょう。
- 1回会員:基本料金なし、30分ごとに¥150
- 月額会員:基本料金¥2,000、最初の30分は無料、以降30分ごとに¥150
<現金プラン>
登録不要で、都度現金払いで使用するプランです。配達への参加頻度が少なめ、あるいは普段は川崎エリアなどで活動しており、不定期に横浜エリアでの配達の参加を考えている方はコチラのほうがお得になるケースも考えられます。
- 1日料金:¥1,500(税込) 8:00-22:00まで使用可能
- 午後パス:¥800(税込) 14:00-22:00まで使用可能
◇その他の横浜エリアのレンタサイクル情報
横浜は観光スポットも多いだけあって、いくつかレンタサイクルのお店も存在しているのですが、貸し出し・返却場所が1つの店舗に限定されていたり、料金が¥2,000/日以上かかったりするところも多いため、最も費用対効果が良いのはbaybikeなのかな、と思うところです。
リース自転車
- 自転車を1台保有できます。
- 料金:¥5,400/月から
横浜エリアだとUber Eats特別プランのある下記が良さそうです。
◇ヤマハYPJ
- 電動自転車を1台自分専用にレンタルができるプランです
- 月額¥10,800ですが、2019年3月までUber Eatsの専用プランとして¥5,400/月でレンタルが可能です
- また、初回申し込み時に、3ヶ月一括払いをすると、通常¥5,400かかる納車引上げ料金が無料になります
自転車を借りて配達する場合は、たまに横浜で配達する場合は横浜コミュニティサイクル baybike、日常的に横浜で配達する場合はヤマハYPJのリース自転車が、コスト面では良さそうですね!
レンタルバイク
- 悪天候時や長時間稼働される方におすすめです。
デリバリーボックスなど配達用備品も充実しています。 - 料金:¥16,000/月から
こちらも、横浜エリアだとUber Eats特別プランのある下記が良さそうです。
◇帝都産業
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画像引用:teito-co.com
- レンタルすると車両を自宅まで届けてくれます(納車料¥5,000/回)
- スタンダードな原付(¥16,000/月)から、三輪(¥20,000/月)や屋根付きなど好みの車両を選べます
- オプションでBOXなど(¥3,000/月)もつけられます
- 初回申し込み時に、3ヶ月分まとめて支払いをすると、納車料¥5,000と、オプションのBOX料金が無料になります!
まとめ
横浜Uber Eatsの配達パートナーとして稼ぐにはエリアと時間をうまく組み合わせるといった工夫が必要となりそうですが、日本国内での認知度の高まりや、現金決済への対応、配達報酬の改定といったサービス自体のアップデートによって、今後も需要は底上げされていくように思えます。
まずは地元エリアで配達を繰り返し、ひと通りの流れをこなしてみましょう。横浜エリアでの配達に慣れれば川崎へ足を伸ばすのもよいですし、神奈川エリア自体の鳴りが悪いと判断すれば電車に乗って東京へ遠征する、という選択も生まれてきそうですね。
その他、Uber Eats配達パートナー/副業をはじめるのに必要な知識など、初心者向けの情報を網羅した下記記事もご参考ください。
また、
Uber Eats配達パートナーをはじめてみよう!と思った方は、下記の公式募集ページへ進んでみましょう。
[ccaf_Uber Eats]