Uber Eats

【高校生もOK?】Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーって高校生でもできるの?→条件は厳しくもできる場合もある!

有資格や激務といった特別なケースを除き、最低時給が当たり前のアルバイト事情。

Uber Eats(ウーバーイーツ)ではマイペースに配達をこなしながら、ときには時給換算で1,000円以上稼げる(※注文・配達状況に左右されます)こともあるということで、自由なバイト感覚で大学生を中心に、続々と配達パートナーが参入している状態です。

今回は少し若い、高校生でもUber Eatsの配達パートナーになれるのか?解説してみたいと思います。

Uber Eatsの配達パートナーは18歳以上から参加可能

3. 貴殿による本サービスの使用
ユーザーアカウント
本サービスの大半を使用するためには、貴殿はアクティブな個人的ユーザーサービスアカウント(以下、「本アカウント」)を登録し、維持しなければなりません。貴殿はアカウントを取得するために、少なくとも18歳又は貴殿の法域における成人年齢(18歳と異なる場合)に達していなければなりません。さらに、特定の本サービスの提供のために法的年齢要件がある場合には、貴殿は適用法を遵守しなければなりません。アカウント登録するためには、貴殿は、氏名、住所、携帯電話番号及び年齢、並びに一つ以上の有効な支払方法(クレジッドカード又は認められた支払パートナーのいずれか)などの特定の個人情報をUberに提出しなければなりません。

引用:Uber.com

題にもあるように、Uber Eats配達パートナーとなるための規約(※厳密にはサービス利用制限)は18歳以上と記載されており、基本的に高校生が該当しない年齢です。

登録のステップには書類提出による本人確認認証も含まれており、年齢を詐称することも難しそう。

上記の制限はUber Eats配達パートナーが、配達事業主として業務委託を受ける形のために、ある程度の自主性や責任能力が求められるためなのかなと思うところです。

言い換えると18歳以上であれば高校生でも配達可能

とはいえ、規約には【18歳以上】とだけ定められており、【高校生は不可】とは記載されていません。つまりは18歳の誕生日を迎えていれば高校生でもUber Eatsの配達パートナーになることが可能という解釈が出来そうです

また“一つ以上の有効な支払方法(クレジッドカード又は認められた支払パートナーのいずれか)などの特定の個人情報をUberに提出”といった条件も付いています。これに関しては一般的にクレジットカードを使うことが多いのですが、基本的に高校生はクレジットカードを持てないため、

  • デビットカード(15歳以上の高校生の方なら作成可能)
  • LINE Pay
  • Apple Pay

といった、その他の支払いパートナーを選択すれば適合できるのではないでしょうか。

高校三年生となると進学や就職準備でいろいろと忙しい時期ですが、すでに進路が決まっている場合などにはUber Eatsは卒業までの一時的な、あるいは大学生活にさきがけての試用的な目的として、有用な選択のひとつになるかもしれませんね。

ちなみに、学生に限っては2019年の3月より学生証+健康保険証を用いた配達パートナー登録が可能となりました。

免許を持たない高校生が多いことから、進路が決定した後に参加しやすい環境となりましたね!自転車で配達できる(むしろスタンダード)というのも学生との相性の良さがうかがえます。

高校の学生は使用不可に…実質的に原付や船舶といった免許証が必要になりました↓

高校の学生証は使用不可に!実質的に運転免許が必要!

引用:www.uber.com

いつのまにやら高校の学生証だと登録に使えなくなっていました
学生証以外だと、健康保険証に顔写真付きの公的身分証が必要とのことで、パスポートや運転免許証を持っていない高校生だと、登録ができない仕組みになっています。

逆に、免許証があれば18歳以上の高校生でも登録はできるのですが、自動車の免許証は高校卒業前に取得する人が大半のため、この条件に当てはまる人はわずかでしょう。

16~17歳の方でも原付免許や小型船舶免許があれば、おそらくは配達パートナーになることは可能かと思われます。

Uber Eats配達パートナーとして働く際の注意点

完全歩合制で時給などの保障はナシ!やる気が稼ぎの要に!

Uber Eatsの配達パートナーは株式会社や有限会社といったどこかの企業に属するのではなく、自身が事業主となってUber Eatsとパートナー契約を結ぶいわゆる一人社長のような形態です。

つまり飲食店のようにお客さんが来なくても時給が保障される、ということはなく、純粋に配達をこなした分だけ自身の実入り・報酬となります。

つまりはずっとオーダー待機をした状態で配達依頼が入らない、俗にいう地蔵の状態が続けば当然報酬はゼロです。状況によっては休日の一日中に繁華街で長時間待機していたにもかかわらず、都道府県の最低時給を下回るような報酬しか得られなかったということもUber Eatsの世界では決して珍しくありません。

「ウチのバイト基本的にお客さんが少ないからラクなんだよね」といったラッキーなアルバイトとは、逆のジャンルだと考えたほうが良さそうですね。

研修や担当は存在せず、基本的に丸投げ

Uber Eatsでは配達パートナー本人が事業主となるために、アルバイト研修やマニュアルなどは存在せず、店長やマネージャー・チーフといった上位の責任者も存在しません。

基本的には配達パートナーに配達一連のすべてを一任されるため、配達スケジュールの設定なども自分で管理する必要があります。

いつ配達してもよい、いつ帰宅してもよい。これはおもにUber Eats配達パートナーの良い点として支持されているところではありますが、自己管理に自信が無い方だとついついサボりがちになってしまいそうな点には注意が必要です。

逆に配達した数、頑張った分だけ直接的な報酬となるため、前向きな人であればRPGのクエスト感覚で報酬を積み重ねる楽しみを見いだせそうですね。

配達における過失責任、いわゆるクレームについては基本的にはUberカスタマー側で対処してくれますが、一時的に口頭でクレームを受ける可能性もあるため、ある程度のメンタルは必要となるかもしれません。世の中には信じられないような理由でクレームをつけてくる人も少なからず存在するので、その点でもある程度の心構えが必要になります。

労災などは下りないため、事故に注意!

上記のようにどこかの会社に属するわけではないため、配達中にケガをしたりトラブルに巻き込まれても基本的には自己責任・自己負担となります。例えば入院医療費などといった労災保険が支払われることもありません。
といったところですが…↓

引用:www.uber.com

この点についてはUber Eatsが提携する三井住友海上から配達パートナー向けの損害賠償保険なるものが出たそうです。パートナー提携時に自動的に適用されるらしく、対人・対物賠償への補償とともに自身の障害補償にも適用されます↓

配達中の事故により配達パートナー自身が傷害を負った場合に、医療費や入院費などの見舞金を補償します。

  1. 医療見舞金:配達中に事故が発生した際、救急車、X線検査、手術、投薬等必要な医療費用を、25万円を上限として補償いたします。
  2. 死亡見舞金・葬式費用:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーが死亡した場合、相続人は1000万円の一時金を受け取ることが出来ます。 また、葬式費用も100万円を上限として支払われます。
  3. 後遺障害見舞金:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーに後遺障害が生じた場合、最大1000万円の一時金を受け取ることが出来ます。 金額は、後遺障害の症状により異なります。
  4. 1日あたりの入院に伴う見舞金:配達中の事故により、配達パートナーが怪我を負って入院し、その後当該怪我により働けなくなった場合、30日を上限として、1日あたり7500円の支払いを受け取れます。 ただし、医師による、医学的見地から就業が困難であることの証明を必要とします。
  5. 配偶者・被扶養者への見舞金:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーが死亡した場合、その配偶者や被扶養者(18才以下)は、1人あたり15万円の見舞金を受け取れます(最大3人まで)。

    引用:www.uber.com

これにより、配達パートナーの心理的な負担はかなり和らいだのではないでしょうか。

とはいえ、何より安全第一です。

とくに18歳の高校生は進学や就職が控えている大事な時期であるため、交通安全には十分すぎるほどに注意の意識を持ちましょう。

成績や進路に影響を及ぼさないよう注意

他のアルバイトも同様に言えることなのですが、試験や受験を控えてのアルバイトは(※やむおえない理由を除いて)あまり褒められるものではありません。

学生さんの本業は勉学ということで、スケジュールを切り詰めての無理な配達は行わないようにしましょう。成績や内申への影響のほかに、配達中の不注意によるケガのもとにもなります。

また、学校側にアルバイトの了承を得ていない場合、アルバイトに準する行為が発覚すれば何らかの処罰を受けてしまう可能性もあります。

学校側の許可もきちんと取るようにしてくださいね!

深夜時間帯の配達はNG

Uber Eats上で料理が注文可能な時間は、エリアにもよりますが基本的に9時から24時までと、意外に遅くまで受け付けています。配達パートナー側も例えば23時過ぎにお客さんが注文をすれば、当然アプリから配達オーダーが来る可能性も出てくるわけですね。

高校生の方はこの点に注意が必要です。青少年育成条例によって深夜(※深夜時間帯の始めは22時~24時と自治体によって異なります)時間帯の外出は補導対象となるため、帰宅時間も考えて21時には配達を切り上げるようにしましょう。

例え18歳でも高校生は例外であり、18歳を迎えた翌3月31日までの期間は補導対象と決められていますのでご注意ください。(18歳でも高校生が夜勤アルバイトできないのはこのためです)

補導が推薦をはじめとした進路に悪影響を及ぼす可能性もあるため、くれぐれも無理は禁物です。

まとめ

高校生で始めるUber Eats配達パートナーの条件や心構えとしては、

  • 18歳以上であれば高校生でも参加可能
  • ただし登録には運転免許やパスポートが必要(※高校の学生証は不可)
  • 22~24時以降の配達は18歳でも高校生だと補導対象なので注意
  • アルバイトに比べてある程度の自己責任意識が必要
  • 前向きでないとダレるかも?
  • 安全運転で、事故や怪我には細心の注意を払う
  • 学生は勉強が本業

これらが挙げられそうです。

一般的な高校1~2年生だとUber Eatsの利用は実質不可能ですが、免許証が必要という厳しい条件があるとはいえ、就職や進学といった進路がすでに決まり、アルバイトが許可された環境であれば高校生でも配達パートナーとしてのチャレンジが可能になります。

面白そうだからやってみたい、稼げそうなのでやってみたいと動機は様々かもしれませんが、どうか安全運転&学校(社会)のルールを守って稼ぐようにしましょう!

Uber Eats配達パートナーをはじめてみよう!と思った方は、下記の公式募集ページへ進んでみましょう。

[ccaf_Uber Eats]