西の大都市、大阪。多種多様なアルバイトや副業の手段が存在する中で、UberEats独自の働き方というものが近年になって注目を集めています。テレビで見かけて興味を持った、という方も多いでしょう。
この記事では大阪エリアのUberEats事情や配達に活用できるお得なツールなどを分かりやすくご紹介していきます。UberEatsで配達をしてみたい、あるいはすでに登録しているけどより便利に、快適に、効率的に稼ごうと思った方もぜひ参考にされてみてください。
Contents
大阪UberEatsの対象エリア・範囲
大阪UberEatsのエリアは、以下のようにサービスが始まってから拡大傾向にあります。
- 2018年4月(サービス開始):大阪市内を中心に8区で利用可能
- 2018年6月:淀川区・東成区
- 2018年8月:城東区・生野区・住吉区
- 2018年10月:東淀川区、鶴見区、旭区、東住吉区、平野区
- 2018年12月:西淀川区、此花区、港区、住之江区
こまかなアップデートを重ね、現在では大阪市内の24区すべてで利用・配達可能となっています。2019年の3~4月にかけて他県エリアでもサービス拡大のアップデートが行われており、大阪UberEatsにおいても今後、東大阪市や堺市へとエリアが拡大される日もそう遠くはなさそうです。
大阪エリアの範囲を地図で確認してみよう
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画像引用:ubereats.com
大阪エリアでは、一番北にある上新庄駅から一番南にある我孫子町駅までは距離にして24.2㎞あり、時間にして車でおよそ40分~1時間程度。自転車屋バイクだとこの場合、エリアの最北端から最南端までは、車よりも道を選べるので距離的には20㎞程度といったところでしょうか。
仮に距離が20㎞だとしたら、交通混雑は加味していませんが、自転車の速さは大体20km/hだとしてかかる時間は約1時間です。
また、一番西にある”出来島駅”から一番東にある”大阪市立鶴見商業高等学校”までは車で17.1㎞あり時間にして32分かかります。こちらも自転車やバイクだと車と違いショートカットできるので、距離にして15㎞ないぐらいでしょう。仮に自転車でかかる時間を計算してみると、距離を15㎞として自転車の速さを20km/hだとしたら約45分ほどかかります。
結論を言うと大阪のエリアはとても広いため、自転車で全域の配達オーダーをカバーするというのは無理そうです。地区をまたいで広範囲にカバーできるという点では他のエリアと同様に原付バイクの方が少し有利かもしれません。
もし自転車を使いすべてのエリアで配達をする場合、最北端から最南端、最東端から最西端までの配達の依頼をされた場合は、かなりの時間を要することを覚悟しておいたほうが良いでしょう。
東京都に次いで2番手の規模エリアであるため、なんばや梅田を中心にある程度エリアを絞り込んでもそこまで配達オーダーに困ることは無さそうな気もしますが、時間帯ときどきの人気のエリアへ移動していく作戦は他のエリアと同様に有効かと思われます。
対象の市区町村
大阪エリアは、東京エリアよりも1区多い24区あります。
- 大阪市西淀川区(にしよどがわく)
- 大阪市淀川区(よどがわく)
- 大阪市東淀川区(ひがしよどがわく)
- 大阪市此花区(このはなく)
- 大阪市福島区(ふくしまく)
- 大阪市北区(きたく)
- 大阪市都島区(みやこじまく)
- 大阪市旭区(あさひく)
- 大阪市港区(みなとく)
- 大阪市西区(にしく)
- 大阪市中央区(ちゅうおうく)
- 大阪市城東区(じょうとうく)
- 大阪市鶴見区(つるみく)
- 大阪市大正区(たいしょうく)
- 大阪市浪速区(なにわく)
- 大阪市天王寺区(てんのうじく)
- 大阪市東成区(ひがしなりく)
- 大阪市西成区(にしなりく)
- 大阪市阿倍野区(あべのく)
- 大阪市生野区(いくのく)
- 大阪市住之江区(すみのえく)
- 大阪市住吉区(すみよしく)
- 大阪市東住吉区(ひがしすみよしく)
- 大阪市平野区(ひらのく)
特徴としてUberEatsの利用者が多いのは、やはり人が多い区である天王寺区や阿倍野区、西成区でしょうか。それぞれの区によりUberEatsの利用者の度合いが違いますので、自分がどのエリアで配達するかはしっかりと見定めておかないと効率的にオーダーを受け取ることができません。
6連→6連→8連数珠😂
ピンずれ対応のため1件拒否したら数珠切れた
この拒否でAIヘソ曲げそうやな〜😟 pic.twitter.com/G1PBkzjkae— ウバックマ@ウーバーイーツ大阪 (@Uberkkuma) 2019年6月11日
このあたりは配達を重ねてコツを掴むほかにも、同じく大阪エリアで活動している配達パートナーのツイッターなどをチェックすることで多くの情報を得ることが可能です。
大阪エリアの関連ツイートは東京エリアのそれと同じくらいに多いので、お気に入りのベテラン配達パートナーを見つけてぜひ追いかけてみましょう。
大阪エリアと神戸エリアがそろそろ合体しそう!

余談ではありますが、2019年の3月に神戸UberEats(兵庫県)のエリアが神戸市を東に越え西宮市まで拡大されたため、今後尼崎市が追加されることで淀川区・西淀川区が尼崎市と隣接する大阪エリアとそのまま繋がることになりそうです。
#Ubereats サービスエリア拡張して喜んだら なんで 西宮止まりやねん…。
もうちょっとやないかい
尼崎までこんかいな
アマの横は大阪やで
歯抜けは嫌よ…。#ウーバーイーツ さん
たのんますm(_ _)m— 『びーびーにいさん』→BB23 (@BB23BB23) 2019年3月25日
東京と同様に、他県エリアと地繋ぎとなることで様々なメリットが生まれることから、関西エリアのアンケートについても次回のアップデートで尼崎市のエリア追加を求める声も少なくありません。
アンケート、余裕の1択尼崎
伊丹に宝塚はまだなさそうやねー
アンケート画面の写メ撮るん忘れた
西宮には伊丹から宝塚からと配達員さん来てるからねー。
早く尼来い— まぁち🛵ウーバーイーツ神戸 (@march_kun) 2019年6月11日
尼崎市内でUberEatsを利用したいと待ち望んでいる注文ユーザーはもちろん、配達パートナーにとってもエリアの選択肢が広がるため便利になること間違いなしですね!
とくに原付パートナーだと特に立ち回りの幅が広がりそうですが、県エリアをまたぐとブーストの適用が外れてしまったりするので注意が必要です。
配達元となる対象レストラン・飲食店の分布
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画像引用:japaneseworker.com
上記の画像は、大阪のUberEats対象レストランの分布図(※2018年12月時点)です。さすがというか当然ながらというか、大阪市内の全域にわたり提携レストランが分布されていますね。
大阪のUber Eatsの加盟店は200店舗(※2018年12月現在)を超えており、どの区域エリアであってもある程度のサービス利用は見込めそうですね。特に配達パートナーのおすすめ待機エリアとしては、中心部の難波や日本橋、北区の梅田あたりでしょう。
このエリアだと、時間帯によってはひっきりなしにオーダーが入ります。
登録会場・パートナーセンターの位置
大阪エリアのパートナーセンターは、中央区に1店舗存在します。
もし大阪でUberEatsを行う方は、事前にWeb上からUberアカウント作成(仮登録)を進めたうえで会場へ向かい、登録手続きを行いましょう。
会場で各種手続きを済ませウーバーイーツバッグを受け取った後は、自転車とスマホを持参していればその場で配達を開始することができます。
<大阪パートナーセンター>
- 住所:大阪市中央区伏見町4-2-14 Wakita 藤村御堂筋ビル1F
- 営業時間:月〜日 12:00〜19:00
パートナーセンターには駐輪場がないため、自転車やバイクで行く際には近くの駐輪場を利用してください。
その他の全国パートナーセンターの所在地については、下記記事を参考にされてみてください。

住所はエリア範囲外でも配達参加OK
これからUberEatsの配達パートナーを始めようとしている方には、もしかすると配達エリアにご自身の住所がないからと配達への参加をあきらめている方もいるかもしれません。
結論としてUberEatsで配達をするに際には、ご自身の住所などは全く関係ありません。自転車や原付バイクを対象エリアへ持ち込んだり、現地でレンタルサイクルなどを調達したのちドライバーアプリを立ち上げる、つまりはUberEatsのサービス利用エリアに移動するだけできちんと配達オーダーを受け取ることができます。
サービスエリアの範囲外にお住まいの方は、遠征手段や自転車の持ち込みといった打開策を下記記事でご紹介してますので参考にされてみてくださいね。

以下は、実際に初めてUberEatsで配達を行なっている方の動画です。
このように最低限、アプリケーションが使える環境と自転車さえがあれば、いつでもUberEatsの配達パートナーを始めることが可能。
時間や場所にとらわれない、アグレッシブさも人気の秘訣なのでしょう。
大阪だとレンタル自転車やレンタルバイクなども普及していますので、すぐにでも始められますね。
自転車の種類も問いません!ママチャリでもOK
ウーバーイーツ自分以外もよく見かけるけど、みんないい自転車乗ってんな〜。ワタクシ?ママチャリ。
— 寝太郎 (@mnetaro) 2019年4月18日
「うちママチャリしかないんやけど・・・」という方も心配ありません。
配達件数や報酬に関する記録を狙う(?)といった、よほど無理な走行をしない限りはママチャリでも十分に配達可能であり、現にママチャリで配達していらっしゃるパートナーさんも数多く存在しています。

大阪エリアのUberEats事情

大阪の街中はとても人や車が多く、場所によっては坂道も大変多いです。
交通網も細い路地まで張り巡らされており、特に配達を原付バイクで行なっている方は、スピードの出し過ぎや一時不停止、一方通行の逆走、通行禁止区分での運行などで警察に捕まらないように注意しなければなりません。
また、大阪のエリア拡大により休憩できる場所も限られています。休憩する際には、近くの大きな公園を活用することをおすすめします。
<休憩やオーダー待機に使えそうな公園>
- 靱公園
- 大阪城公園
- 扇町公園
- 中之島公園
- 住吉公園
- 八幡屋公園
- 天王寺公園
- 浪速公園
最近ではテレビでUberEatsが紹介される機会も増えてきました。同時にSNSでの認知やエリア拡大とともに、これから急速にパートナー数も増加するとは思われます。
UberEatsで稼ぐコツとしては、ある程度経験値を積んで時間ごとエリアごとの配達オーダーが多い場所を感知したり、素早く配達できるようエリアの地理に慣れていくことでしょう。これは大阪に限らず、全国共通のポイントではないでしょうか。
時給換算998円!
1000円割れた💦😱 pic.twitter.com/38RCuuhZhl— ポテト@大阪ウーバーイーツ (@hakobuyo1) 2019年6月9日
報酬の状況については個人の内部マッチングレートや配達手法に関する力量の差もあるため一概には言えませんが、
6月11日 ¥13482 (日跨ぎ¥3500)
火曜なのに良く鳴った😊
途中まで時間3.5件を超えるハイペースで回せた
ピンずれ案件処理のため仕方なくリクエスト拒否したら、せっかくの好配車がズレてペース落ちたわ😰最近夜は鳴らんし夜クエはスルーで😇 pic.twitter.com/ZAuetH3X5v
— ウバックマ@ウーバーイーツ大阪 (@Uberkkuma) 2019年6月11日
どういうわけか他県エリアに比べて、オーダー数のバラつきが大きいという印象があります。大阪エリア自体のマッチングシステムがおかしいのでは?という声も見かけるのですが、システム自体はブラックボックスのためなんとも言えず・・・
ブーストも日によって大きくバラついて(他のエリアでも大方そうなのですが)ますが、稼いでいる人は上のツイート投稿のようにしっかりと稼げているようですね。あまり参考にならないかもしれませんが福岡と同程度か、それ以上には鳴っているようです。
配達に関して最初は道が分からず、スマホで逐次地図をチェックする時間が多いと思いますが、ある程度慣れてくるとスマホを見なくても配達できるようになってきます。
特に大阪エリアは、東京よりも道が分かりやすく目印となる建物も多いので、3ヶ月ほど配達を続けていると1回にかかる配達の時間も駆け出しに比べてかなり短くなってきます。
大阪は自転車や車の運転が荒い傾向にあるので、慎重な運転を心がけたりライトや反射材で周囲の交通から自衛するなどして、くれぐれも事故に巻き込まれないよう注意しましょう。
配達に活用できるサービス
ここでは大阪エリアで活用できそうな、レンタルサイクルやレンタルバイクのサービスを一部ではありますがご紹介します。
また、大阪でUberEatsの配達を行う人は、最終手段として地下鉄を利用することができます。鉄道にバイクはもちろん持ち込みできませんが、自転車については運行会社の規約に準ずる輪行袋に入れておけば持ち込めるようになっています。
折り畳み自転車で配達を行なっている人で、どうしても配達が間に合わない場合や急いでいる場合は奥の手として地下鉄を利用するのもアリです。輪行に関して不安な方はお近くの係員に尋ねてみましょう。
レンタルサイクル
大阪で使えるおすすめレンタル自転車サービスは、以下の2つです。
HUBchari(ハブチャリ)
大阪の中心部でダントツに数が多い、レンタル自転車サービスです。
他県から来た方や、大阪でUber Eatsでバイトしようと考えている人は気軽に借りれるのでおすすめです。
ドコモ・バイクシェア『大阪バイクシェア』
最近リリースされた、大阪のレンタル自転車サービスです。
ドコモが行なっているということで、大変信頼性の高いサービスですね。
アプリケーションと同期しており、サクっと借りられるのが特徴です。
レンタルバイク
大阪で使えるおすすめレンタルバイクサービスは、以下の2つです。
二輪処グループ
店舗は、阿倍野店、東淀川店、堺店の3店舗となっており平日だと1,500~2,000円で原付バイクを借りることができます。短期だと高く感じるかもしれませんが、長期単位のリース契約もあり、1ヶ月だと8,000円~9,000円とかなりおトクに借りることもできます。
その他盗難保証等もしっかりと対応してくれるので、安心して配達ができそうです。
バイクショップ ルーニー
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参考サイト:http://www.loony.co.jp/
平日4時間1,300円から、レンタルすることができます。1ヶ月単位のリースも行っており、料金は要相談(ASK)となっていますが、一週間で11,600円だと考えると20,000円~30,000円前後くらいに落ち着きそうです。
ご自身で乗ってみて気に入ったらそのまま購入などもできるようになっており、また、ルーニーでバイクを購入した方は次回から20%オフでレンタルできるようになります。
まとめ

エリア拡大とそれに伴う提携レストランの増加、配達パートナーも増え続ける大阪エリアではありますが、UberEats全体で見るとメディアへの露出はまだまだ少なく、一般の認知も少ない状況です。
東京に比べてオーダーにバラつきはあるようですが、これから神戸エリアと地繋ぎとなり配達オーダーの状況なども大きく変化することが予想されるため、配達の実績(Good数)を積んだり、エリア状況を把握するなどして効率的に配達できるように準備しておきたいところですね。
また、関連ツイートを追いかけて見つけた大阪のエリア情報や配達に関する具体的なコツを活かして、ガッツリ・あるいはのんびりながらも高効率に稼げる上級配達パートナーを目指しましょう。
その他、Uber Eats配達パートナー/副業をはじめるのに必要な知識など、初心者向けの情報を網羅した下記記事もご参考ください。
なお、
Uber Eats配達パートナーをはじめてみよう!と思った方は、下記の公式募集ページへ進んでみましょう。